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- 概要
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奈良県上牧町と奈良県王寺町の両町において、国全体が抱える人口減少といった課題の解決に向け、内閣府の「地方創生推進交付金」を活用した事業として、ママスクエア事業が採択され、各町より運営受託しました。2017年12月1日に「ママスクエア上牧店」、同年12月18日に「ママスクエアりーべる王寺店」をオープンしました。
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- 課題
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①上牧町は、「子育て世帯の希望を実現する官民協働プロジェクト」の「子を産み、育てやすいまちづくり」を目指すし、「子育てママ」の継続的な収入確保、ライフイベントを経験し、一度就労から離れた女性の社会復帰に向けたブランクの解消やスキルの習得、また同じ悩みを抱える母親が集う新たな地域コミュニティの創出を図る施策はないか模索していました。
②王寺町は、王寺駅周辺部に都市機能が集約しているため、中心市街地の形成を図る施策や、女性のキャリアアップや就業支援、新たな雇用創出に繋がる施策を模索していました。
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- ママスクエアでの取り組み内容
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①ママスクエア事業により、育児に合わせて柔軟な働き方を実現できるテレワークを導入。北葛城郡内最大規模を誇る商業施設「アピタ西大和店」内に開設しました。
②「子育てママ」でも柔軟に働くことができるテレワークを活用し、子育てしながら柔軟に働くことができる環境整備・支援を行いました。またママスクエアが出店した「りーべる王寺東館」には、王寺町が運営する、ハローワークや保険センター、民間の乳児センターがあり、女性の就労支援とともに、子育てにおけるさまざまなニーズにワンストップで対応できるように、子育てママの利便性の最大化に貢献しました。
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- 効果
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利用者の利便性を確保するとともに、官民協働により、これまでの行政主導の常識にとらわれない新たなサービス、支援施策の展開を仕掛け、子育て世帯の希望を実現できる環境整備の基盤を整えることができました。